JR東日本八王子支社・高崎支社は、10月6日に八高線全線開通から80周年を迎えるにあたり、ヘッドマーク掲出列車や「80周年記念号」の運転などをはじめとする「80周年記念イベント」を実施する。

八高線全線開通80周年記念列車に掲出するヘッドマークイメージ(画像左)とキハ110系の塗色変更イメージ(同右)

ヘッドマーク掲出列車の運転は10月1日から11月30日まで。八王子~川越駅間で運用される川越車両センター所属205系1編成を「八高線全線開通80周年記念列車」とし、「八高線全通80周年」の文字入りヘッドマークを掲出して運転する。

10月18日には、八王子~高崎間でDD51形・12系客車(3両)・DD51形の編成による「八高線全通80周年記念号」を運行。全車普通車指定席の列車として一般に乗車できるほか、旅行商品も発売する。同日は高崎駅にて、「高崎鉄道ふれあいデー」と題したイベントも開催。機関車の展示やレールスター乗車体験、車掌体験などの催しを行う。その他、拝島駅と高麗川駅ではこども駅長制服の撮影会、八王子駅と拝島駅では鉄道グッズの販売が行われる。

かつて八高線を走ったキハ38形の塗色を現行の車両に復活させる企画も10月上旬から実施。塗色変更の対象となるのは高崎~高麗川間で定期運用されるキハ110系1編成2両で、車両側面には「80th HACHIKO LINE」と記される。