JR東日本長野支社はこのほど、北陸新幹線飯山駅開業に合わせて飯山線の6つの駅をリニューアルすると発表した。「悠久の流れ千曲川の移り変わる四季と唱歌ふるさとの情景」をコンセプトに掲げ、「ふるさと」をテーマに駅舎外観の美化や建替えを実施する。

飯山線各駅の美化イメージ。画像左上から、信濃浅野駅、立ヶ花駅、上今井駅、替佐駅、蓮駅、上桑名川駅(画像はすべてイメージ。JR東日本長野支社提供)

リニューアルを実施するのは、信濃浅野、立ヶ花、上今井、替佐、蓮、上桑名川の各駅。このうち、1920(大正9)年に建てられた木造平屋建ての上今井駅は建替えの対象となり、鉄骨平屋建ての駅舎を新築する。残り5駅については現在の駅舎を生かし、屋根・外壁・建具などの外観や待合室内部などの美化工事を行う。工事は8月中旬から12月中旬の予定。

飯山線全31駅のうち、長野支社管内にあるのは18駅。今回リニューアルを行う6駅以外の12駅については、新築や改修などの整備がすでに完了している(新幹線駅に移転する飯山駅を除く)。