IDC Japanは8月25日、国内データベース/データアナリティクスプラットフォームソフトウェア市場予測を発表した。これによると、2013年の国内データベース/データアナリティクスプラットフォームソフトウェア市場は前年比7.1%増の1,209億円となったという。

同市場は拡大を続け、2018年の市場規模は1,723億円、2013年~2018年の年間平均成長率(CAGR: Compound Annual Growth Rate)は7.3%になると予測されている。

同社は、国内データベース/データアナリティクスプラットフォームソフトウェア市場をデータウェアハウス(DWH)マネージメントプラットフォーム市場、ビジネスインテリジェンス(BI)ツール市場、位置/空間情報分析ツール市場、コンテンツ分析ツール市場の4つの中分類市場に分類して市場予測を行っている。

これらのうち、90%以上がDWHマネージメントプラットフォーム市場とBIツール市場で構成されている。2013年の売上額は、DWHマネージメントプラットフォーム市場が645億円(前年比成長率7.3%)、BIツール市場の売上額が468億円(前年比成長率6.3%)だった。

同社は、データアナリティクス基盤の統合やビッグデータ関連ビジネスの盛り上がりが市場を牽引し、好調に推移したと分析している。

国内データベース/データアナリティクスプラットフォームソフトウェア市場 売上額予測(2013年~2018年) 資料:IDC Japan