博報堂DYメディアパートナーズと博報堂の共同研究プロジェクト「コンテンツビジネスラボ」は、全国調査「コンテンツファン消費行動調査」の2014年度版の結果を発表した。

発表によると、近年ヒットしたコンテンツの背景には「新しく興味深いコンテンツを探し求める層(コンテンツハンター層)」と「同層の後を追いかけ世の中のヒット現象そのものに反応する層(ヒットライダー層)」の2種類の層が存在し、国内に1160万人いると推計されるヒットライダー層を巻き込むことがコンテンツのヒットに大きく影響することがわかったという。

ヒットライダー層の特徴としては、「複数のコンテンツや作品に対してファンとしてコンテンツを消費する」「コンテンツそのものやストーリーのみの情報には反応しない」などが挙げられている。

ヒットライダー層のイメージ

ヒットライダー層の特徴

両社は同調査の結果から、ヒットライダー層を巻き込んでコンテンツをヒットさせるために、「SNSなどを通じてコンテンツの周辺情報に定期的に接触できる機会を作ることが重要だと考えられる」としている。

近年のヒットサイクルイメージ