女優の上白石萌音、俳優の長谷川博己が23日、東京・日比谷公園で行われた、映画『舞妓はレディ』日比谷公園大盆踊り大会イベントに出席した。

映画『舞妓はレディ』日比谷公園大盆踊り大会イベントに登場した長谷川博己、上白石萌音(左から)

9月13日から全国公開される本作は、『Shall we ダンス?』などを手掛けた周防正行監督の最新作。舞妓不足に悩む花街のお茶屋で仕込みになった春子(上白石)は、厳しい花街のしきたり、唄や舞踊の稽古、慣れない言葉遣いに戸惑いながらも成長していく――というミュージカルシーンを織り交ぜたストーリーで、春子が淡い恋心を抱く言語学者の“センセ”こと京野を長谷川が演じている。

会場に設置されたやぐらに朝顔柄の浴衣姿で登場した上白石は、「人がいっぱいでビックリ!」と集まった約1万人の観客に驚きつつ、「今日は楽しく踊りましょう~」と主題歌を盆踊り風にアレンジした"舞妓はレディ音頭"を披露。会場が一体となって盛り上がった盆踊りに、上白石が「気持ち良かったです。おおきに、みなさん」と感謝すると、その様子を微笑みながら見ていた長谷川は、「素晴らしい! 酒でも飲みながら眺めたい。100点満点です」と上白石の可愛さにすっかりメロメロの様子だった。

また、2人はお互いの浴衣姿に「"センセ"は和装をなさってなかったので浴衣姿は格好良いです」(上白石)、「撮影から1年が経って大人っぽくなった。ちょっとドギマギする」と目を見合わせて照れ笑い。続けて、上白石について「周防監督が『可愛い』って言うのを現場で厳禁にしていたくらい、可愛らしかった。体から感情が出ているような歌い方がとにかく上手なので、楽しみにしていて」と手放しで大絶賛した長谷川は、ミュージカルシーンについて突っ込まれると「すごく恥ずかしかったど、思い切ってやりました。結構、快感だったのでまたやってみたい」と意欲を見せていた。