コクヨS&Tは8月21日、デジタルノート「CamiApp S」を発表した。専用ペンで手書きした内容をデータ化し、スマートフォンやタブレット経由でクラウドに保存できる。発売は9月5日で、価格はオープン。推定市場価格は「ノートブックタイプ」が20,000円前後、「メモパッドタイプ」が16,000円前後(ともに税別)。

CamiApp S ノートブックタイプ

CamiApp S メモパッドタイプ

CamiApp Sの使用イメージ

「CamiApp S」は専用ペンでノートにメモや図表などを書き、ノートのSAVE欄にチェックを入れると、スマートフォンやタブレットにその内容をデータとして転送するアイテムだ。ノートブックタイプとメモパッドタイプがあり、それぞれAndroid版とiOS版を用意する(計4種類がある)。

専用アプリのリリースはAndroid版が8月21日、iOS版が8月末日。専用アプリで事前に設定しておけば、データの転送と同時にクラウドドライブにアップロードすることもできる。

ノートのサイズはA5で、「横罫」「方眼罫」「打合せ記録」の3種類を用意。打合せ記録のノートは、Googleカレンダーとの連携機能を備えている。替えノートの希望小売価格は280円となっている。

CamiApp Sの電源はリチウムイオン充電池で、4時間の連続筆記、1日2.5時間の会議使用想定で5日間の使用が可能だ。充電はmicroUSB端子から行う。スマートデバイスとの通信は、Android版がBluetooth 2.1、iOS版がBluetooth 4.0。Android版ではNFCも利用できる。

専用ペンと替芯