東京都杉並区のJR高円寺駅、東京メトロ・丸ノ内線「新高円寺」駅周辺商店街および、高南通りの8演舞場で、高円寺の街が阿波おどり一色に染まる「第58回東京高円寺阿波おどり」が行われる。開催日時は8月23日~24日、17時~20時まで。

華やかな高円寺阿波踊りの女性たち

徳島の郷土芸能「阿波おどり」を東京で堪能

同イベントは、400年の歴史を誇る徳島の郷土芸能「阿波おどり」で街を活性化させるため、1957年に始まったもの。今回で58回を迎え、例年100万人の観客でにぎわうという。

参加連は、3歳から73歳まで総勢140名の連員が踊る「菊水連」、徳島の正調阿波おどり阿呆連の弟子として、阿波の心と音にこだわり続けている「江戸っ子連」、本場・阿波徳島の名門に師事を仰いだ「騒連中」、"子どもから大人までみんなで楽しく踊ろう"がモットーの「志留波阿連」など。

なお、阿波おどりには大きく分けて「男おどり」と「女おどり」の2種類がある。「男おどり」は、半天を着ておどる「半天おどり」や、男物の浴衣を着ておどる「浴衣おどり」など勇猛、滑稽さを表現するもの。「女おどり」は、女物の浴衣に下駄を履き、艶っぽく、上品におどるのが特徴とのこと。

男性陣の踊りも楽しい