大塚商会は、無線LANのリモート運用監視サービス「たよれーる らくらくWi-Fi」を10月1日より開始すると発表した。大塚商会運用監視センターで24時間365日稼働監視し、ファームウェアのアップデートやユーザーアカウントの管理などの作業を遠隔操作により設定する。

「たよれーる らくらくWi-Fi」では、機器の導入設置から無線LAN環境の構築および運用管理の完全アウトソーシングにより、企業における無線LAN環境の普及を促進し、タブレット端末の活用による業務の活性化を支援する。

サービスには、運用代行サービスと障害復旧サービスがあり、運用代行サービスでは、社内用、ゲスト用SSIDの運用代行、ユーザーアカウントの登録、変更、削除、パスワードの変更、Wi-Fi環境の最適化、Wi-Fi利用時間のスケジューリング、L3ファイアウォール設定、ファームウェアのアップデート、Wi-Fi機器の死活監視を提供。

障害復旧サービスでは、障害時のリモートメンテナンス、機器故障時の代替機器の交換、復旧作業(オンサイト)を行う。

これにより導入企業は、セキュリティ設定や障害対応など無線LANに関わる面倒な運用作業をすべて大塚商会に任せることができ、さらにモバイル端末管理(MDM)などの導入・運用支援サービスも用意する。

サービス概要

価格はWi-Fi機器1台、設置サービスなどを含む1アクセスポイントあたりの同時接続端末数20台で、初期費用が14万5,000円、月額費用が3,800円(いずれも税別)。