HTCは19日(米国時間)、Windows Phone搭載のスマートフォン「HTC One M8 for Windows」を発表した。米国での販売のみで、Verizon Wirelessからの販売となる。価格は2年契約で99.99ドル(約1万円)のプロモーション価格か、月額29.99ドル(約3,000円)で提供される。

「HTC One M8 for Windows」

クリックで拡大

「HTC One M8 for Windows」は、OSにWindows Phone8.1を搭載した5インチのスマートフォン。HTCが販売しているAndroidスマートフォン「HTC One M8」と、デザインを含めほぼ同様の仕様となっている。そのほか、「HTC One M8 for Windows」独自の機能として、音声アシスタントシステム「Cortana」や、1スワイプで最近の通知を表示することができる「Action Center」に対応している。

音声アシスタントシステム「Cortana」

「HTC One M8 for Windows」の主な仕様は次の通り。OSは、Windows Phone8.1、CPUはクアッドコアのMSM8974AB(2.3GHz)。内蔵メモリは2GB、ストレージは32GB、外部ストレージはmicroSDXC(128GB)に対応する。サイズ/重量は、高さ約146.36mm×幅約70.6mm×厚さ約9.35mm/約160g。ディスプレイ解像度は、1,080×1,920ピクセル。バッテリー容量は、2,600mAh。背面に410万画素と200万画素のデュオカメラ、前面に500万画素のカメラを内蔵する。

通信面では、4G LTE(バンド3/4/7/13)、CDMA(800MHz/1900MHz)、3G・WCDMA(850MHz/900MHz/1900MHz/2100MHz)、2G・2.5G・GSM・GPRS・EDGE(850MHz/900MHz/1800MHz/1900MHz)をサポート。そのほか、NFC、IEEE 802.11 a/b/g/n/ac準拠のWi-Fi、Bluetooth 4.0に対応している。