LinkedIn(リンクトイン)は、世界26カ国(※)のLinkedIn登録会員1万8,000名以上(日本751名)の正社員を対象に、転職や仕事、キャリアに関する意識調査を実施した。調査期間は2013年6月及び2013年12月。

現在仕事を探していますか?

日本は2割が転職活動中

現在仕事を探しているか尋ねたところ、日本では20%が転職活動中と回答した(世界平均は25%)。調査対象国の中で最も転職活動中の正社員が多かった国はアラブ首長国連邦(44%)で、以下、インド(42%)、インドネシア(29%)が続いた。

また、日本では、全体の52%が転職活動をしていなくても「採用担当者との話に前向き」と回答しており、転職に受け身ではあるが、オープンである意向があることがわかった。

仕事へのやりがい、日本は世界26カ国中で最下位

現職に対する調査では、日本では「やりがいを感じていることに同意する」と回答した人は調査対象国の中で最も低く77%だった。さらに「新しい仕事に求めること」についても、日本では転職活動をしていない正社員は「やりがい」と回答している。世界平均では「やりがい」よりも、「給与」が最重視されていることがわかった。

新しい仕事に望むことは何ですか?

キャリアに対する調査をしたところ、日本全体で「強いキャリア志向がある」と回答した人は、全体の76%に上り、世界平均71%よりも高い結果となった。欧州のイギリス、ドイツ、フランス、スウェーデンよりも高く、日本の正社員には出世意欲があることが明らかとなった。

強いキャリア志向がありますか?

※インド、アラブ首長国連邦、南アフリカ、マレーシア、中国、ブラジル、スペイン、香港、カナダ、インドネシア、米国、シンガポール、日本、オーストラリア、トルコ、イギリス、ニュージーランド、ロシア、デンマーク、イタリア、ノルウェー、ドイツ、フィンランド、オランダ、フランス、スウェーデン