ビートコミュニケーションは、同社の提供する社内SNS「Beat Shuffle」の最新版を11日から提供開始している。今回のアップデートにより追加した機能は、非公開コミュニティ機能とNGワード機能、社内SNS内のアクセス分析が可能なGoogleAnalytics連携機能の3つとなる。

「Beat Shuffle」利用画面イメージ

Beat Shuffleは、SNS機能をもちいて、組織内のさまざまな情報の管理・共有を可能とする法人向けソーシャルテクノロジーで、従来版では、スケジュール機能やQ&A機能、つぶやき機能、コミュニティ機能、検索機能などを実装していた。

今回のアップデートにより追加した「非公開コミュニティ機能」では、社内SNSに登録している社員に存在を知られることなくコミュニティを作成することが可能。新製品の開発や社員の人事評価に関するプロジェクトなど、特定の社員・役員間のみで組まれた「機密性の高いプロジェクト」でのコミュニケーションや情報共有を想定したツールとなる。

「非公開コミュニティ機能」の利用イメージ

「NGワード機能」は、社内SNS内での書き込みとしてふさわしくないものに対し、管理者がいち早く感知・対応することを可能にするもの。NGワード設定画面にて、通知用のメールアドレスとキーワードを設定した後に利用開始となる。

「GoogleAnalytics連携機能」では、Beat Shuffleの管理者がGoogleAnalyticsを埋め込むことで、社内SNSのアクセス分析を実現する。これにより、利用頻度の確認や「どのコミュニティが社内で盛り上がっているのか」「社員の関心事はどこにあるのか」「経営上の課題は何か」などを可視化できるという。

「NGワード機能」利用イメージ

「GoogleAnalytics連携機能」利用イメージ

なお、同社は、今回のアップデートに関して、「顧客からのニーズが高い3つの機能を実装することで、社内SNSとしての活用の幅を広げ、利用者の利便性向上や管理者の運用負担を軽減させることが可能になる」としている。