NECパーソナルコンピュータは18日、台風11号、台風12号および8月15日からの大雨により被害を受けた同社パーソナル製品について、保証期間を問わず修理料金を3割引にする「特別保守サービス」を適用すると発表した。

特別保守サービスが適用されるのは、内閣府が発表する「災害救助法適用地区」の個人ユーザー。台風11号では高知県の高知市、長岡郡大豊町、高岡郡四万十町、徳島県の那賀郡那賀町が、台風12号では高知県の吾川郡いの町が、15日からの大雨では京都府の福知山市、兵庫県の丹波市がそれぞれ対象地域となっている。適用地区の詳細は内閣府のWebサイトを確認いただきたい。

対象となる製品は下記の通り。

  • PC(デスクトップ、ノート)
  • PC本体添付ディスプレイ
  • ホームサーバ・クライアントソリューション(Lui)
  • タブレット、スマートブック(LaVie Tab、LifeTouch L、LifeTouch NOTE)
  • プリンタ
  • PC周辺機器
  • ブロードバンドルータ(Aterm)

NECでは、天災による故障は保証書の有無を問わず有料での修理としているが、今回修理可能な状態の商品については、特別保守サービスにて通常料金の3割引となる特別価格で修理する。見積もりを含む診断料は無料で、診断のキャンセル料も不要。なお、補修用部品の保有期間が終了した機種については修理できない場合もある。

各製品や特別保守サービスに関する詳細や問い合わせ先は、NECのWebサイトで確認できる。