イグアスは18日、米3DSystems製のパーソナル3Dスキャナ「Sense」のiPad専用モデル「iSense」を法人向けに販売開始した。希望小売価格は税別70,000円。製品は同社が川崎に構える3Dプリンタショールームにも展示予定。

iSense使用イメージ

iSenseは、専用のアプリをダウンロードしたiPadに装着し、iPadのカメラで撮影した物体を簡単に3Dデータ化できるパーソナル3Dスキャナ。米Occipitalが開発したStructure Sensor技術を利用し、3Dデータ化したい物体を撮影(スキャン)していくと、3Dデータが作成できるという。

本体サイズはW119.2×D29×H27.9mm、重量は約99.2g。視野角は水平45度、垂直58度。作業範囲は0.4~3.5m。x/y分解能は0.5m先の対象物の場合で0.9mm、Z分解能は0.5m先の対象物の場合で1mm。スキャンエリアは最小0.2×0.2×0.2m、最大3×3×3m。フレームレートは30fps。出力フォーマットはSTL、OBJ、PLY。

電源はiPadのバッテリを使用し、駆動時間は連続使用で3~4時間、スタンバイで1,000時間以上。対応OSはiOS 7以降。