Windows Internet Explorer 11

Microsoftは8月13日(米国時間)、「August updates for Internet Explorer - IEBlog - Site Home - MSDN Blogs」において、2014年8月のWindowsアップデートではIE11のセキュリティ脆弱性への対応とFlash Playerのアップデートが含まれている以外に、いくつかの新機能も導入したことを発表した。IE11に新しく追加された機能は次のとおり。

  • F12デベロッパツールの改善(ユーザインタフェース、コンソール、DOMエクスローラー、デバッガ、エミュレーションツール、レスポンス、メモリプロファイルツール)
  • WebGLレンダリング機能の改善(ANGLE_instanced_arrays/OES_element_index_uint/WEBGL_debug_renderer_infoエクステンションのサポート、failIfMajorPerformanceCaveatコンテキスト作成属性の追加、16ビットテクスチャのサポート、GLSL対応の強化)
  • WebGLレンダリング機能の互換性向上(Khronos WebGL Conformance Test 1.0.3のスコア値が89.9%から96.8%へ向上)
  • Webブラウザによる試験などを自動化するためのWebDriver機能の基本部分を追加
  • 古いActiveXコントロールが利用できるないように変更

なお、Windows 7を利用しており、かつ、ハードウェア側が対応している場合にはWebGLのレンダリングはハードウェアモードで実施されるように変更されている。また、WebDriverを利用するには別のパッケージを導入する必要があるという説明もあり、そのパッケージに関しては近日中にリリースするとされている。