米MicrosoftのOneNote Teamは8月13日、オンライン版のノート作成ソフト「OneNote Online」に新機能を追加したことを発表した。オンラインプレゼンスと同期の2つを強化し、リアルタイムでのコラボレーションをさらに改善する。

OneNote Onlineはノート作成ソフトのオンライン版。作成したノートをOneDriveやOffice 365に保存し、共有できるなどリアルタイムの共同編集機能を特徴とする。テキスト、Webページ、写真や動画などのマルチメディア、表計算などさまざまなファイルを利用でき、検索が可能。

PC、スマートフォンなどのモバイル端末からアクセスでき、仕事のチーム、家族などリアルタイムでコラボレーションが可能としている。対応プラットフォームは、Windows 7、Windows 8、Windows Phone、Mac、iPad、iPhone、Android。

今回のアップデートでは、共同編集機能を強化した。例えば、"People Presence"として、同一のOneNoteページや同じノートで共同作業をしているメンバーを表示する機能が加わった。必要があればすぐにコンタクトをとることができるので、共同作業がさらに効率化されそうだ。また、同期機能が改善され、これによってメンバーが加えた編集はほぼリアルタイムで反映されるという。

新しくなったOneNote Online。右上にオンライン中のメンバーが表示されている