ヤマハは、VOCALOIDでの楽曲制作をさまざまな機能で支援する会員制クラウドサービス「ボカロネット」を正式公開した。会員登録は無料。

「ボカロネット」は、VOCALOIDでの楽曲制作を強力にサポートしてくれるプラットフォーム

同サービスは、Webブラウザ上でVOCALOIDを用いた作曲が簡単に行えるというもの。自動作曲システム「ボカロデューサー」機能により、歌詞を入力し、シンガーと伴奏を選ぶだけというシンプルなシステムとなっている。

また、同サービスでは、入門者向けの「カンタンモード」と、自由度が広がる「ノーマルモード」が使用可能。制作した楽曲は自動的に「ボカロストレージ」(無料:500MB)に保存され、「VOCALOID Editor」などのソフトウェアと連携できる。

なお、ボカロストレージの保存容量を5GBに増量し 、作曲可能回数の増加、使用できるシンガー/伴奏スタイル/伴奏音源の増加、最大32小節までの作曲、伴奏のオーディオデータ/MIDIデータ/VSQXデータ/ミックス済みのmp3データのダウンロードなど、ボカロデューサーの機能が強化される月額500円(税別)のプレミアム会員も用意されている。