米Microsoftは、低価格携帯電話「Nokia 130」(ノキア製)を中国やエジプトなどの新興国で発売することを発表した。価格は19ユーロ、日本円にして約2,600円(本稿執筆時点)。出荷予定時期は第3四半期となっている。

「Nokia 130」

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「Nokia 130」は、1.8インチディスプレイを搭載したバータイプのフィーチャーフォン。シングルSIM利用時の連続待受時間が約36日間と、長いバッテリー寿命が特長となっている。機能面では、MP3による音楽再生と、動画再生、FMラジオ機能を搭載。SIMスロットにはデュアルSIMを装備する。

米Microsoftは、同機種について「初めて携帯電話を持つユーザーや、スマートフォンとフィーチャーフォンの2台持ちを考えているユーザーにとって最適な機種である」と説明している。

「Nokia 130」の主な仕様は次の通り。OSは、「Series 30+(Nokia OS)」。外部ストレージとして、最大32GBのmicroSDに対応する。ディスプレイは1.8インチ(160×128ピクセル)。サイズ/重量は、高さ約106mm×幅約45.5mm×厚さ約13.9mm/約68.6g。バッテリー容量は1,020mAh。連続待受時間は、シングルSIM利用で約36日間、デュアルSIM利用で約26日間。連続動画再生時間は約16時間、連続音楽再生時間は約46時間。本体の充電には、microUSBを用いる。

SIMカードの規格は、Mini-SIM。Bluetooth 3.0に対応する。カラーバリエーションは、「レッド」、「ホワイト」、「ブラック」の3色。発売が予定されている地域は、中国、エジプト、インド、ケニア、ナイジェリア、パキスタン、フィリピン、ベトナムとなっている。