ロモジャパンは、クラウドファンディングにより製品化が実現した「Lomography New Petzval Art Lens」(ロモグラフィー ニュー ペッツバール アート レンズ)の一般発売を記念して、レンズの試用が可能なローンチイベントを開催する。開催日時は9月4日 18:30~21:00。会場は東京都・千代田区の「Lomography+」(3331 Arts Chiyoda 1F)。参加費は無料。

クラウドファンディングにより製品化された復刻レンズ「Lomography New Petzval Art Lens」。デジタル一眼レフ(Nikon F マウント/Canon EF マウント)で、歴史あるレンズの印象的な画面作りを体感できる製品となっている

同製品は、2013年夏に日本のクラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」でプロジェクトを立ち上げ、同年の日本のクラウドファンディングにおける史上最高支援金額を達成したと話題になったものだ。ロモグラフィー本社があるオーストリア・ウィーンで約170年前に誕生したポートレートレンズ「Petzval」の復刻版で、中央はシャープで強い色彩、外側に独特のボケ効果を持つのが特徴となる。

今回復刻される製品はデジタル一眼レフカメラおよびアナログカメラで使える仕様にしたもので、Canon EFマウントとNikon Fマウントに対応。主な仕様としては、焦点距離が85mm、開放絞り値がf/2.2、サイズ/重量は120×85×80mm/500g。カラーは真ちゅう色の「Brass」と黒塗りの「Black」の2色が展開される。

同製品を使って撮影したサンプル写真

また、ローンンチイベントでは、世界各国のPetzvalアーティストによる作品展示や特別ゲストによるトークショーを実施。そして、参加者がPetzvalレンズを用いた撮影を行い、その魅力を体験できるような試し撮りブースが設けられる予定とのこと。当日は同製品のカラー展開にちなみ、ドレスコードは「Black&Brass」と設定されている。なお、同製品の価格は「Brass」(Nikon F マウント/Canon EF マウント)が6万1,714円、「Black」(Nikon F マウント/Canon EF マウント)が7万2,191円(いずれも税抜)。