体験型科学館「ソニー・エクスプローラサイエンス」は26日に、夏休み特別展「"超"深海をのぞいてみよう! ~水深7,800mの世界ってどんなところ? ~」に関するトークと実験のイベントを開催する。

トーク&実験ショーで行う「高圧実験」のイメージ

夏休みの自由研究に学んでみよう!

同展は31日まで開催中。2013年11月に日本海溝の水深約7800m海域に挑んだ深海探査機「江戸っ子1号」などを紹介している。

トークイベントでは、深海の環境について、「江戸っ子1号」の探査で撮影された深海の生物について、また、同機の硬質ガラス球や、電波通信技術などについて、それぞれの専門家がわかりやすく解説する。 さらに、深海の水圧の高さを再現する「高圧実験」を行い、実際に発砲スチロール製のカップが深海の水圧で圧縮された様子を再現する。

「水中での通信実験」のイメージ

講師は、独立行政法人海洋研究開発機構 海洋工学センター海洋技術開発部 先進計測技術グループ グループリーダーの三輪哲也氏、岡本硝子 要素技術開発本部長 兼 海洋・特機事業部長の高橋弘氏、東京海洋大学 大学院海洋科学技術研究科 准教授の清水悦郎氏。

開催時間は、13時30分から15時までと、15時30分から17時までの各90分間。会場の所在地は、東京都港区台場 1-7-1 メディアージュ5階「サイエンスシアター」。入場料(税込)は、大人(16歳~)が500円、小人(3歳~15歳)が300円、2歳以下は無料。応募締め切りは21日。同施設のWEBサイトで募集している。応募者多数の場合は、締切日前に募集を終了する。