NECパーソナルコンピュータは8日、台風12号にともなう大雨で被害を受けた同社パーソナル製品について、保証期間を問わず修理料金を3割引にする「特別保守サービス」を適用すると発表した。適用期間は2014年8月3日から2015年1月31日までだが、災害救助法適用の発表内容により変更する場合もある。

特別保守サービスが適用されるのは、内閣府が発表する「災害救助法適用地区」の個人ユーザー。8月12日時点では高知県・吾川郡いの町地域が対象となっている。適用地区の詳細は内閣府のWebサイトを確認いただきたい。

対象製品は下記の通り。

  • PC(デスクトップ、ノート)
  • PC本体添付ディスプレイ
  • ホームサーバ・クライアントソリューション(Lui)
  • タブレット、スマートブック(LaVie Tab、LifeTouch L、LifeTouch NOTE)
  • プリンタ
  • PC周辺機器
  • ブロードバンドルータ(Aterm)

NECでは、天災による故障は保証書の有無を問わず有料での修理としているが、今回修理可能な状態の商品については、特別保守サービスにて特別価格で修理する。見積もりを含む診断料は無料で、診断のキャンセル料も不要。なお、補修用部品の保有期間が終了した機種については修理できない場合もある。

各製品や特別保守サービスに関する詳細や問い合わせ先は、NECのWebサイトで確認できる。