『ハピネスチャージプリキュア!人形の国のバレリーナ』のふなっしー設定画

千葉県・船橋市の非公認キャラクター「ふなっしー」が、10月11日に公開されるアニメーション映画『ハピネスチャージプリキュア!人形の国のバレリーナ』にゲスト声優として出演することが11日、明らかになった。ふなっしーが、本人役で映画に登場するのは本作が初となる。

今回ふなっしーは本人役で登場し、劇中でプリキュアがピンチを迎えた際に、劇場の子供たちに応援を呼びかけ、入場者プレゼントの「ミラクルライト」を振って全力応援するという。2004年にTVアニメの放送がスタートし、多くの子供たちに愛されてきた『プリキュア』シリーズは今年で10周年を迎えたが、既存のキャラクターが『プリキュア』に登場するのは10年の歴史上初の試み。

『プリキュア』映画の出演オファーに興奮しているというふなっしーは、「実はふなっしー、プリキュアのファンでアニメを見ていたなっしーな」とおともだちであることを告白。役どころについては「お約束のミラクルライトを振って全力でプリキュアのピンチを応援したなっしー! ふなっしーはドール王国に行けなかったので、パレードや舞踏会のシーンを見て、幸せふるふるチャージしたいなっしーな」と本作の舞台、ドール王国へは行けなかったものの、「友達の夢を取り戻すために全力で戦うプリキュアのカッコよさにもしびれたなしな。みんなも劇場でふなっしーとプリキュアを応援して欲しいなっしー」とアピールしている。

東映アニメーションの柴田宏明プロデューサーによれば、プリキュアのメインターゲットである子供たちに喜んでもらえるゲストを考えた時、ゆるキャラとして大人気で全国区の知名度を誇るふなっしーが候補に挙がったという。さらに、柴田プロデューサーは「ふなっしーさんのどんな状況でもめげることなく、前向きな姿勢や喜んでくれる人のためならどこにでも現れたいというポリシーが、キュアラブリーのとことん前向きで常にみんなのために全力を尽くし周りをハッピーにする姿と重なりました」と、ふなっしーにプリキュアたちとリンクする部分があることを明かしている。

また、プリキュアの映画には劇場参加型の仕組みがあり、柴田プロデューサーは「プリキュアがピンチを迎えた時、劇中から劇場の子供たちに入場者プレゼントであるミラクルライトを振って応援して欲しいと呼びかけがあります。ふなっしーさんのぴょんぴょん飛び跳ねる元気のある動きを見て子供たちに応援を呼びかけもらいたいです」と期待を寄せている。

映画『ハピネスチャージプリキュア!人形の国のバレリーナ』の舞台は、人形たちが暮らすドール王国。ぴかりが丘保育園で人形劇を披露した際にしゃべるバレリーナ人形・つむぎと出会っためぐみたちは、つむぎたちが暮らすドール王国をサイアークから救うために、ドール王国へと向かう。

(C)ふなっしー