4人組バンドのSEKAI NO OWARI(以下、セカオワ)が8日、都内で行われた、映画『TOKYO FANTASY SEKAI NO OWARI』の先行上映イベントに出席した。

映画『TOKYO FANTASY SEKAI NO OWARI』の先行上映イベントに出席したSEKAI NO OWARIのNakajin、Fukase、Saori、DJ LOVE

フランス人映像作家のラファエル・フリードマンが監督を務めた本作は、2010年にデビューしたセカオワを追ったドキュメンタリー作品。ライブ本番やバックステージ、打ち上げの様子、日常生活などをとらえているほか、4人それぞれのショートストーリーやアニメーションも取り入れた内容で、映画は15日から全国公開する。

観客が歌う「スターライトパレード」に迎えられたリーダーのNakajinは、「やっと色んな人に観てもらえる。感想が楽しみです」と喜び、「最初は不安だったけど、最後まで楽しく観れた。良い作品になったと思うので、みんなに見ていただきたい」と作品の出来映えを自負。また、「デビューする前から二人三脚でやってきたマネージャーの夢だった」と感慨深げに語るFukaseは、「監督はその場で演出を考えてた。台本が無かったので、アドリブのように演じてました」と国際的に活躍するラファエル監督との撮影を振り返った。

しかし、Fukaseは本作を「見る気はない」とキッパリ。「あんなに演技をしたことがないから恥ずかしい」と心境を吐露しつつ、「泥酔して見に行こうかな。隣りで『微妙だな~』って言われたら傷つくじゃん!」と観客の笑いを誘っていた。また、イベントには、セカオワと交流があるお笑いコンビ・ウーマンラッシュアワーの村本大輔、中川パラダイスがサプライズ登場。一軒家で共同生活をしているメンバーは、村本に「毎日一緒でしゃべることある?」と問われ、Fukaseが「旅行も4人で行って人生ゲームをやってる」と仲の良さをアピールするも、Saoriに「たまに喧嘩するけどね。(Fukaseの)『目が気に食わない』とか」と突っ込まれていた。