サイバネットシステムは8月7日、電子設計自動化(EDA)と設計資産(IP)を手がけるSynopsysの自動車照明設計プラットフォーム「LucidShape」の国内販売を開始したと発表した。

「LucidShape」は2014年2月にSynopsysが買収したBrandenburgが開発したプラットフォーム。自動車用の前方・後方・信号照明、リフレクターの設計・解析をする「LucidShape」と、夜間の照明シーンをリアルタイムでシミュレーションする「LucidDrive」で構成されており、自動車用照明を素早くかつ正確に評価することで、屋外テストなどのコストの削減に活用できるとしている。

なお、同社はすでにSynopsysの光学設計プログラム「CODE V」や照明設計ソフトウェア「Light Tools」を販売しており、今回新たに「LucidShape」をラインアップに加え、自動車業界に対してより総合的な光学ソリューションを提供していくと述べている。

照明評価を行っている画面

夜間走行のシミュレーションを行っている画面