三菱ふそうトラック・バスは7日、安全・快適装備を充実させた新型大型観光バス「エアロエース ショートタイプMM」を発売した。

「エアロエース ショートタイプMM」(撮影用特別仕様車)

エアロエース ショートタイプMMは、衝突被害軽減ブレーキ「AMB」と運転注意力モニター「MDAS-III」を標準装備し、乗員や乗客に最大限の安全を提供するという新型大型観光バス。「AMB」は、前方車両など障害物への追突が避けられないときに、状況に応じて自動でブレーキをかけるパッシブセーフティ技術であり、「MDAS-III」は、白線認識カメラや各種センサーで運転手の注意力を計測し、警報を発するアクティブセーフティ技術となっている。

また、室内の浮遊カビ菌を除菌することができる「プラズマクラスターイオン発生装置」と、抗菌シート生地も採用され、快適性能が高められている。そのほか、従来のトランクスペースに加えて新たな収納スペースを確保、急ブレーキ作動時における二次被害軽減のため、ハザードランプを高速点滅させて後続車に知らせる「緊急制動表示灯(ESS)」の標準装備、室内灯及び路肩灯にLED照明を採用、UVカットガラスの新規オプション設定が行われている。

エアロエース ショートタイプMMの価格は、29人乗り後方サロン仕様の場合で、3,295万4,300円(税込)。