TRF・DJ KOOのバラエティ番組での出演機会が、ここ最近増えている。中でも4日に放送された日本テレビ系『ダマされた大賞』では芸人顔負けに体を張る気合の入れようで、放送後にはインターネット上でも話題になった。

バラエティ番組で活躍中のTRF・DJ KOO

数々の芸能人にドッキリを仕掛ける同番組。鬼の格好をしたボビー・オロゴンは、DJ KOOが待機している部屋の壁をぶち破って驚かす予定だったが…DJ KOOは無反応。「ボビーさんですよね?」の一言にボビーは困惑の表情を浮かべた。その後、番組スタッフの提案により、今度はDJ KOOが仕掛ける側に。顔を赤く塗り、大きな鼻を付けて天狗に扮したDJ KOOはデンジャラス・ノッチの部屋に突撃し、見事に驚かせた。ネット上では「仕事選ぼうぜ笑」「DJ KOOで遊ぶな笑」「笑いすぎて腹が痛い(笑)」「DJ天狗最高w」「DJ超かっこいいwww」などの感想が寄せられた。

日本のダンスミュージックをけん引し、数々のミリオンヒットを記録したことで知られるTRF。そのリーダーを務めるDJ KOOはなぜそこまで体を張るのか。そのことについて本人は「自分はアーティストとしてやってきたが、最近テレビの仕事をやらせてもらうようになって感じたのは、芸人さんとかの仕事への取り組み方や必死さが、半端じゃないと感じた」と振り返り、「これはアーティスト負けてんじゃないかと思った。だからこのテレビの仕事でも、自分はしっかり頑張ってみたい。自分もまだまだ負けていられない」と説明している。

各番組で配布される出演者アンケートは、迅速に丁寧に対応。出演する番組の研究にも熱心で、出演時に迷惑が掛からないようにと研究ノートを作って気づいたことを書きとめている。各テレビ関係者は、そんなDJ KOOを「どのスタッフにも本当に優しく接してくれる」「とにかく低姿勢だし、礼儀正しい」と称賛。中でも「仕事への向き合う姿勢が真摯」という意見が数多く上がっている。バラエティ番組の露出が増えている理由には、そのような背景があった。