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大阪市が開設した大阪イノベーションハブは、吉本興業とともに、投資を呼び込むプレゼンテーションスキルを育成する起業家支援事業を開始する。

人の心をつかむプレゼン方法を伝授

大阪イノベーションハブは、プログラムの提供を通して、プロジェクトや新しいビジネスの創出に取り組んでいる。

しかし「ビジネスモデルは良いが、魅力的に伝えられず投資につなげられない」という事例が多いのが現状であることから、吉本興業の「笑いで人の心を動かすノウハウ」や「魅せる演出ノウハウ」を活用し、起業家のプレゼンテーションスキルを向上させることを目的に同事業を開始する。

8月23日には、プレゼン・イベント「ツッコまれピッチ!2014(大阪・謀略編)」を開催する。起業家がプレゼンを行うなか、吉本興業の所属芸人やプロデューサーなど「笑い」を人に伝えるプロが審査員となり、あらゆる角度から"ツッコミ"を入れ、人の心をつかむプレゼンの方法を実践で伝授する。

司会は同社所属の芸人・ヤナギブソン氏(ザ・プラン9)が務める。審査員は、同じく芸人で「ポン太青果」の代表取締役でもある土肥ポン太氏や同社のプロデューサー、マネジメント担当者をはじめ、投資家の山本一郎氏も参加する。上位2名は、投資家とのマッチングを目的に12月に東京で開催するイベントに優先的に参加できる。

同イベントは、8月23日の14時~18時に開催。場所は大阪イノベーションハブ(大阪市北区大深町3番1号 グランフロント大阪 ナレッジキャピタル タワーC7階)。対象者は、スタートアップ企業など起業家、企業の新規事業担当者。

詳細・申込みは大阪イノベーションハブ公式サイトで受け付けている。