『ホビット』シリーズ最終章、『ホビット 決戦のゆくえ』(12月13日公開)の予告映像とポスターが7日、公開された。

『ホビット 決戦のゆくえ』ポスター

『ロード・オブ・ザ・リング』のピーター・ジャクソン監督が、J.R.R.トールキンの『ホビットの冒険』を映画化した『ホビット』シリーズは、『ロード・オブ・ザ・リング』3部作につながる物語。"中つ国"という架空の世界を舞台に、小さくて臆病なホビット族のビルボ・バギンズが、ドワーフ族と共に、竜に奪われた王国を取り戻す冒険を繰り広げる。『ホビット 決戦のゆくえ』は、14年に渡って描いてきた物語の最終章となる。

このたび、本作の予告第1弾とポスター第1弾が公開され、最終章のストーリーが明らかに。ビルボたちは、はなれ山にあるドワーフの故郷奪還を果たしたが、恐るべき邪竜"スマウグ"を解き放ってしまい、さらに、復活を遂げた冥王サウロンが、はなれ山に奇襲を仕掛けていた。そんな中、ドワーフの長トーリン・オーケンシールドは、取り戻した財宝に執着。対立が深まるドワーフ、エルフ、そして人間たちは、結束するか、滅ぼされるか。ビルボは、仲間の命を守るために立ち上がり、中つ国の命運を握る戦いに挑む。

公開されたポスターには「ここに、決着。」のキャッチコピーが書かれ、本作で物語が幕を閉じることを宣言。また、予告映像では、ビルボら仲間たちの友情と絆が試されるドラマが展開される。そして、『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』の名シーンと同じ楽曲と共に、壮絶なバトルが繰り広げられていく。

なお、主人公ビルボ・バギンズを演じるのはマーティン・フリーマン。ドワーフの指導者トーリン・オーケンシールドはリチャード・アーミティッジ、魔法使いガンダルフはイアン・マッケラン、エルフの王子レゴラスはオーランド・ブルームが演じる。そして、エルフ族のタウリエルはエヴァンジェリン・リリー、闇の森に住むエルフ王スランドゥイルはリー・ペイス、谷の王バルドはルーク・エヴァンズが演じ、邪竜スマウグの声はベネディクト・カンバーバッチが務める。

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