アニヴェルセルは、首都圏・関西在住の20歳から36歳の男女を対象に、「結婚意識」に関する実態調査を実施し結果を発表した。調査は3月7日~11日に行われ、有効回答数は1,374名。

結婚したい理由…、女性は「子供」男性は「寂しさ」

「結婚したい理由(女性編)」

調査ではまず、女性897名に「結婚したいと思う理由」について質問したところ、最も多かった回答は、「子供が欲しいから(135名)」だった。甥っ子や姪っ子の誕生や、仲睦まじい家庭を見ると、思わず「私も…」と、結婚したい気持ちが高まる女性が多いようだ。また、周囲の友人が次々と結婚していき、家庭や子供を持っていないのは自分だけ? という不安から、結婚願望が芽生える人も。2位以下は「家族・家庭を持ちたいから(96名)」「寂しいから(71名)」「安心・安定したいから(69名)」「友人の結婚に刺激されたから(66名)」というランキングとなった。

「結婚したい理由(男性編)」

一方男性477名に同じ質問をした結果、「寂しいから(63名)」という理由が断トツの1位となり、男性の方が寂しがり屋であることがわかった。男性編の2位は「家族・家庭を持ちたいから(35名)」、次いで「子供が欲しいから(30名)」「友人の結婚に刺激されたから(25名)」「安心・安定したいから(22名)」という理由が続いた。

最も結婚願望が高まるのは「クリスマス前後」

「彼(彼女)が欲しい、結婚したいと思う(思った)タイミング」

次に、「彼(彼女)が欲しい、結婚したいと思う(思った)季節やタイミングはいつですか?」と尋ねたところ、1位は「クリスマス前後(45.6%)」だった。やはりクリスマス前後に独り身だったりすると「寂しい」気分になる人が多いよう。また、寒い夜、雪、イルミネーションなどの幻想的な雰囲気が、「大切な人といつまでも一緒にいたい」という気持ちを一層高めているようだ。

また、2位~4位には「街でカップルや家族が幸せそうにしているのを見たとき(37.4%)」、「結婚式に列席したとき(30.3%)」、「友人がプロポーズされた、結婚が決まったと聞かされたとき(27.5%)」と、いずれも周囲の幸せを目の当たりにしたときがランクインした。

5位には「バレンタインやクリスマスなどのイベントの前(24.6%)」が入り、以下「誕生日」「記念日」「交際をスタートした記念日」など、イベントや記念日に結婚願望が高まるという人も多く見られた。

そのほか「独り暮らしで体調を崩したとき」「ふと独りの時間を感じたとき」など、人生に不安を感じたり心が塞いだときにこそ「結婚」を意識するという回答が寄せられ、今回の調査結果から、「結婚」を考えはじめる理由もタイミングも人それぞれであることが浮き彫りとなった。