JFEエンジニアリングは8月6日、宮木電機製作所と共同で、爆発性ガス雰囲気の危険場所で使用可能な防爆タブレット「LANEX-Tabletシリーズ」を開発し商品化したと発表した。

同製品は、防爆エリアの無線LANの導入が拡大するなか、多くの顧客から寄せられた携帯電話に加えて防爆仕様のタブレット端末が欲しいというニーズにこたえるもの。

iPad miniを搭載した「LANEX-Tablet/m」は国内第1号となる防爆認定を取得している。キャリングケースを含め約900gの重量となっており、他の防爆タブレット(欧米仕様)に比べ約3分の1の軽量化が図られているという。画面操作性や電波通信性能は、一般の非防爆タイプのタブレットと同等の性能を維持している。

同社は今後、iPad AirやiPhoneを搭載した防爆製品の開発を進める予定。

LANEX-Tabletの写真