楽天銀行は5日、Facebookを利用した送金サービス「Facebookで送金」を開始した。同様の送金サービスは日本の銀行では初という。

同サービスは、「楽天銀行アプリ」から同行の口座にログインした後、アプリ内のFacebookの友達リストから送金したい相手を選択し、金額を入力するだけで送金することができる。送金可能な通貨は円貨のみ。

送金人は受取人の口座情報がない場合でもアプリ上から送金手続きができ、送金人と受取人のみに閲覧が限定された投稿(タイムライン/ニュースフィード)により送金通知が行われる。

「Facebookで送金」画面イメージ(出典:楽天銀行Webサイト)

楽天銀行の口座を保有していない人への送金も可能。受取人はFacebook上に届いた送金通知に記載されているURLにアクセスし、受取口座を指定するだけで入金手続きが完了する。また、送金時にはメッセージ(最大50字)を添付できるほか、送金人・受取人ごとの取引履歴を簡単に確認できる。

Facebookアカウントを連携済みの楽天銀行口座保有者への送金手数料は無料。なお、同行口座宛でも受取人がFacebookアカウントを未連携の場合、または他行口座宛の場合は1件165円かかる。

今回のサービス開始に併せてキャンペーンを実施。同アプリより楽天銀行口座を開設し、Facebookアカウントと連携した人全員に楽天スーパーポイント200ポイントを贈呈する。また、「Facebookで送金」で初めての送金先に送金手続きを行った回数に応じ、送金手数料を後日現金でキャッシュバックする(最大5件まで)。