文化庁メディア芸術祭十勝帯広展事務局は、アートとエンターテイメントの祭典である「文化庁メディア芸術祭」の地方展「メディア芸術の林間学校」を開催する。会期は10月1日~13日。会場は北海道・清水町の十勝千年の森(メイン会場)と帯広市図書館(サテライト会場)。観覧料は無料。

「スポーツタイムマシン」(左)と「もの みる うごく AR美術館」(右)

「メディア芸術の林間学校」は、文化庁メディア芸術祭実行委員会が主催しているアートとエンターテインメントの祭典である「文化庁メディア芸術祭」の受賞作品を紹介する展示会として開催されるもの。そのメインの舞台となるのは、森の草原、水辺といった多様な自然環境を有する「十勝千年の森」。山口情報芸術センター[YCAM]10周年記念祭で話題を集めた、スクリーンに映し出される昔の記録と"かけっこ"できる装置「スポーツタイムマシン」が屋外に展示されるほか、星空の下で行われるアニメーションの野外上映会、人気バラエティ番組「水曜どうでしょう」制作陣として知られるHTB北海道テレビの藤村忠寿氏と嬉野雅道氏を迎えてのトークセッションなどが予定されている。

また、メイン会場の「十勝千年の森」の開場時間は11:00~17:00(期間中無休)で、同会場で行われる野外上映会の実施日程は10月4日、5日、11日、12日、13日の17:30から。サテライト会場となる帯広市図書館の開場時間は、火曜~金曜の10:00~20:00(土日祝は10:00~18:00)で月曜休館。帯広市役所にはインフォメーションコーナーが設けられている(平日の10:00~17:00)。なお、十勝千年の森において「メディア芸術の林間学校」の展示エリアの入場は無料だが、展示エリア以外の場所へ入るには「十勝千年の森」の入場料が必要となる。