プリンセス・クルーズはこのほど、世界的に高い評価を受けているマスター・ショコラティエ兼ペーストリー・デザイナーのノーマン・ラブ氏とパートナーシップを結び、クルーズ上で新たなプログラム「チョコレート・ジャーニー」を提供することを発表した。

「チョコレート・ジャーニー」プログラムのためにノーマン・ラブ氏が創作したデザート

「プリンセス・クルーズ」は、現在18隻の近代的な客船を運航する、世界的なクルーズ会社。日本においては、2013年にクルーズを開始し、2年目となる今年は4月~10月までの期間、合計40本の日本発着クルーズを運航している。

このほど、同社とパートナーシップを結んだノーマン・ラブ氏は、多数の受賞歴を誇るマスター・ショコラティエ。有名な消費者評価誌において13回も高い評価を得ており、そのうち6回は「米国内最高のウルトラ・プレミアム・チョコレート」に選出されている。

芸術的なチョコレートを創作することで知られるラブ氏は、同社の新プログラム「チョコレート・ジャーニー」において、特別に創作したデザートや、チョコレートとワインのペアリング(チョコレートと相性の良いワインの組み合わせ)、一口サイズの極上チョコレートなど、数々の魅力的なチョコレート・スイーツを船上で提供する。

マスター・ショコラティエのノーマン・ラブ氏

「チョコレート・ジャーニー」では、ラブ氏による15種類のチョコレート・デザートを用意。船内のメイン・ダイニング、スペシャリティ・レストランで提供する。また客船のワイン・バー「ヴァインズ」では、チョコレートとワインのペアリングの体験もできる。

船内の全てのラウンジやバーでは、「チョコレート・ソルティッド・キャラメル・ハード・シェイク」など、さまざまな種類の魅力的なチョコレート・ドリンクを提供する。フォーマル・ナイトのディナー用デザートには、ラブ氏が創作した一口サイズのチョコレート・スイーツを用意する。

その他、プリンセス・クルーズのパティシエたちがチョコレート・スイーツ作りを実演するイベントも開催。船内のロータス・スパでは、チョコレートを用いた「チョコレート・スパ・トリートメント」も実施する。また、船内のショップでは、ラブ氏のチョコレート・スイーツも販売する。

ラブ氏による船上でのチョコレート体験は、今秋、最新船「リーガル・プリンセス」初の東カリブ海クルーズに初登場する。その後、2015年の1年間にわたって、プリンセス・クルーズの全客船で展開していくとのこと。