KDDIは1日、コミュニケーションの未来を創造することを目的としたWEBサイト「au未来研究所」における2014年度の活動を開始した。「"スマホの次"を発明する」をテーマに、未来のコンセプトモデルを開発を目指す。

au未来研究所は、KDDI研究所の付帯組織としてWEB上に開設する仮想のオープンラボラトリーで、2013年11月に活動を開始。一般ユーザーが"研究員"として参加し、各界の識者である"特別研究員"によるキュレーションニュースの配信や、応募されたアイデアを核にしたコンセプトモデル作りなどが行われている。

コンセプトモデル「PHONE VENDING MACHINE(自販機で買えるケータイ)」

2014年度のコンセプトモデル開発においては、バイオテクノロジーや建築、デザイン、音楽、アートなど、さまざまなジャンルの識者を特別研究員として招く他、ユーザーと共にアイデア開発とプロトタイプ製作を行う「ハッカソン」を定期的に開催。そこでプロトタイプを制作し、コンセプトモデル開発につなげるとしている。

au未来研究所への"研究員"登録は無料。TwitterまたはFacebookのアカウントでソーシャルログインする。なお、研究員には活動への参加率や投稿アイデアの評価に応じた「クラスアップシステム」が設けられ、「最高研究員」になった研究員の中から抽選で米国・テキサスで開催される世界最大のテクノロジーの祭典「SXSW(South By South West)」に招待されるという。

2013年度の活動では、アニメキャラクター「フュート」KDDIの技術研究機関「KDDI研究所」を軸にユーザーとの接点を持っていたが、新年度では内容が一変する予定だ。