俳優の江口洋介、佐藤健らが1日、東京・新宿の新宿ピカデリーで行われた映画『るろうに剣心 京都大火編』の初日舞台あいさつに出席した。

佐藤健(左)を絶賛した江口洋介

前作に引き続き、元新選組三番隊組長で明治政府の警官・斎藤一を演じる江口。司会から「佐藤さんの主演ぶりは?」と聞かれると、照れながらも「パート1の時には力も入っていたと思うんですけど、今回はパート2になって別人のように周りを見られるようになった」とコメント。「長丁場の撮影なので、健を中心に周りを固めていくようなスクラム」と抜群のチームワークだったことを振り返り、「本当にこの何年かで成長したと思います。本当に立派でした」と絶賛した。

この日は上映後初となる舞台あいさつで、江口と佐藤のほか、武井咲、藤原竜也、伊勢谷友介、青木崇高、神木隆之介、大友啓史監督が出席。映画の余韻が漂う中でイベントがスタートし、江口が「パート1と比べてどうでしたか?」と観客の反応を求めると、会場からは拍手が起こった。「いろんな技術が詰まって何回見ても面白さが伝わってくるような作品になっています」と本作の魅力を説明し、「みんなで全力を尽くして作った映画です」とアピールしていた。

佐藤が主人公・緋村剣心を演じる本作は、漫画家・和月伸宏氏の『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』を原作に、「京都大火編」(8月1日公開)と「伝説の最期編」(9月13日公開)の2部作で描かれるシリーズ第2弾。原作ファンの間で最も人気の高い「京都編」をベースに、日本制圧を目論む新たな敵が待ち受ける京都が舞台となる。2012年夏に公開された実写映画第1弾の前作『るろうに剣心』は、興行収入30.1億円を超えるヒットを記録した。