クリエイティブメディアは8月1日、ポータブルBluetoothスピーカー「Sound Blaster Roar」(SB-RO20A)を発表した。8月上旬より、同社のショッピングサイト「クリエイティブストア」限定で発売する。同サイトでの販売価格は19,800円だが、発売記念特別価格として、限定数のみ15,800円の価格が付けられている(いずれも税込み)。

「Sound Blaster Roar」(SB-RO20A)

Sound Blaster Roarは、コンパクトなキャビネットに5本のドライバーを搭載するポータブルスピーカー。5本のドライバーのうち1本はφ2.5インチの中低域用で天面に配置、フロントにはφ1.5インチの高域用ドライバーを2本、左右の側面にはそれぞれ1本ずつパッシブラジエーターが配置されている。

中低域用と高域用にそれぞれ独立したアンプを使用するバイアンプ構成を採用。全帯域にわたり、クリアでバランスの取れたサウンドを実現している。また、操作パネルにある「ROAR」ボタンを押すと、アンプに供給される電力がアップすると同時に、DSPによる音声信号処理の動作が変更され、よりパワフルなサウンドとなる。

「Sound Blaster Roar」の操作パネル

2台のSound Blaster Roarをオプションの「MegaStereoケーブル」で接続して、それぞれを左右チャンネルに割り当てて再生を行うことも可能だ。Bluetoothのバージョンは3.0。NFCにも対応しており、スマートフォンなどとワンタッチで接続することが可能だ。対応しているプロファイルはA2DP、HFP、HSPで、ハンズフリー通話にも使用できる。オーディオコーデックは、SBCのほかに、高音質なaptXやAACを利用できる。

Bluetooth以外の入力インタフェースはmicroUSBに、3.5mmステレオミニジャックのAUX端子を装備する。microUSBポートは、充電用のほか、PCとの接続にも使用できる。PCに「SoundBlasterコントロールパネルソフトウエア」をインストールすると、SBX Pro Studioによるオーディオ処理を使用することが可能だ。microSDカードスロットも装備。ボイスレコーダー機能や、ミュージックプレーヤー機能を使用することもできる。

背面には入出力端子と、レコーダー・プレーヤー関連のコントローラーが装備される

バッテリーは内蔵のリチウムイオン充電池で、容量は6,000mAh。フル充電の場合、最長で約8時間の連続使用が可能だ。また、電源供給用のUSBポートも装備。スマートフォンなどに充電を行うこともできる。最大出力は、5V/1A。本体サイズはW202×D115×H57mmで、質量は約1.1kg。