イグアスは8月1日、米3D Systems製パーソナル3Dプリンタ「Cube 3rd generation」と「CubePro」2機種の国内販売を行うことを発表した。

「Cube 3rd generation」と「CubePro」は、従来機種「Cube」と「CubeX」の後継機種として、造形物の再現性の向上、および3Dプリンタの活用幅の拡大を図っているという。具体的には、エントリーモデルの「Cube 3rd generation」にも2つのヘッドを搭載し、複数色の造形物が制作可能になった。また、積層ピッチがより細かくなったため、従来よりなめらかな造形物が制作できる。さらに、より豊富な素材・カラーの造形物の制作が可能になったという。

なお、価格は、「Cube 3rd generation」が16万円(税抜き)、「CubePro」が44万8000円(税抜き)、「CubePro Duo」が48万8000円(税抜き)、「CubePro Trio」が54万8000円(税抜き)。製品保証は1年間で、保守対応は、通常センドバック方式となるが、イグアスのビジネスパートナー経由で販売された「CubePro」は、JBサービスによるオンサイトでの保守が提供される。すでに、先行予約の受付をイグアスのWebサイトで開始している。出荷開始は9月下旬の予定。

(左)「Cube 3rd generation」と(右)「CubePro」

「Cube 3rd generation」で制作された造形物