阪急電鉄および阪急電鉄の子会社である阪急コミュニケーションズは7月31日、阪急コミュニケーションズが有する出版事業を10月1日付で会社分割によりCCC(カルチュア・コンビニエンス・クラブ)の新設会社「CCCメディアハウス」に承継すると発表した。宝塚歌劇関連事業およびフリーペーパー事業等を除くすべての事業を新設会社に移行する。

あわせて、10月1日付で、阪急コミュニケーションズの宝塚歌劇関連事業を阪急電鉄の子会社の「宝塚クリエイティブアーツ」に、フリーペーパー事業等を「阪急アドエージェンシー」に、それぞれ事業譲渡する。

なお、新設会社「CCCメディアハウス」は、10月1日付で阪急コミュニケーションズが全額出資して設立。同日付で対象となる事業を阪急コミュニケーションズから承継するとともに、CCCへ株式譲渡を行なう予定。

宝塚歌劇関連事業およびフリーペーパー事業等を除くすべての事業では、「ニューズウィーク日本版」や「フィガロジャポン」、「ペン」、ムック、一般書籍を取り扱っている。