アジア太平洋地域で最大の航空連合(アライアンス)であるスカイチームは7月28日、26カ国の柔軟な周遊に対応する新しいスカイチーム地域トラベルパス「Go Round Asia and South West Pacific PASS」を発表した。

2014年3月にはガルーダ・インドネシア航空が仲間入りし、スカイチームは20社となった

最大11便を利用できる

最新スカイチーム地域トラベルパスは、地域を運航するスカイチーム加盟航空会社をお得な運賃で利用できる「ミニ世界周遊」航空券をコンセプトとしている。旅程の起点と終点は同じ国として、エコノミーまたはビジネスクラスで3~11便を選択する。なお、オーストラリアまたはニュージーランドで1回以上のストップオーバーが必要となる。

運賃は、13,000、17,000、21,000マイルの3つの運賃帯に基づいて計算する。スカイチームのほかの地域トラベルパスと異なり、大陸間路線の往復便やGo Round the World PASSと組み合わせる必要はなく、地域内で開始/終了する旅程に利用できる。また、出発の3日前まで購入が可能。

スカイチームのセールス&マーケティング担当副社長、マウロ・オレッティ氏は、「Go Round Asia and South West Pacific PASSでは、この地域内の充実した路線網を駆使し、すばらしい都市の数々を柔軟かつ経済的に旅行することが可能です。やや小型の世界周遊というコンセプトにより、この地域の重点的に旅行したいお客様には、ビジネスやレジャーなどニーズに合わせて最大11便をご利用いただけます」とコメントしている。

問い合わせや予約は、最寄りのスカイチーム加盟航空会社の予約センターまたは旅行会社まで。スカイチームトラベルパスの利用条件は、ホームページを参照。

対象国
アジア:バングラデシュ、カンボジア、中国、香港、インド、インドネシア、日本、カザフスタン、キルギス、マレーシア、モルジブ、ミャンマー、ネパール、フィリピン、ウラル山脈以東のロシア連邦、シンガポール、韓国、台湾、タイ、タジキスタン、トルクメニスタン、ウズベキスタン、ベトナム。南西太平洋地域:オーストラリア、グアム、ニュージーランド。

その他のスカイチームトラベルパス
Go Round the World
Go Africa
Go Greater China
Go Europe
Go Mexico
Go Russia
Go USA and Canada

スカイチームについて
スカイチーム加盟航空会社は世界中で516カ所にラウンジを用意。20の加盟航空会社は:エロフロート航空、アルゼンチン航空、アエロメヒコ航空、エア・ヨーロッパ、エールフランス航空、アリタリア航空、チャイナ エアライン、中国東方航空、中国南方航空、チェコ航空、デルタ航空、ガルーダ・インドネシア航空、ケニア航空、KLMオランダ航空、大韓航空、ミドル・イースト航空、サウディア、タロム航空、ベトナム航空、廈門航空。スカイチームは、世界177カ国の1,052都市へ向けて毎日1万6,323便以上のフライトを運航し、年間6億1,200万人が利用している。