マツダは31日、新しいコンセプトの販売店となる新世代店舗を順次展開すると発表した。すでに竣工した「東北マツダ 長町店」(宮城県仙台市)、8月2日オープン予定の「神戸マツダ 灘店」(兵庫県神戸市)・「福島マツダ 太平寺店」(福島県福島市)をはじめとする新世代店舗を、国内市場におけるマツダブランドの発信・体験拠点として展開する。

新世代店舗のショールームと外観(イメージ)

新世代店舗は、マツダのデザイン本部が監修し、3つの提供価値と4つの店舗デザインコンセプトを規定したガイドにもとづいた店舗となっている。モノトーンとシルバーで配色された内外装に、黒を基調とした専用のファシリティサインや、ウッドを用いたアクセントを使用。品格・質の高さと温かみが調和された居心地の良い空間としている。

ショールームは走行シーンをイメージさせる車両展示と、商品の美しさを際立たせる照明やインテリア家具により、気持ちの良い走りやエモーショナルなデザインといったマツダ車の魅力を前面に引き出す演出となっている。

マツダは、「スカイアクティブ技術」とデザインテーマ「魂動(こどう) - Soul of Motion」を全面的に採用した新世代商品を順次導入しており、「CX-5」「アテンザ」「アクセラ」の3車種を販売。これまでに、グローバルで数多くの権威ある賞を受賞するとともに、世界中のユーザーからデザインや走行性能について好評を得ている。今秋、第4弾となる新型「デミオ」を、国内をはじめグローバルに展開していく予定だ。