マイボイスコムはこのほど、「スマートハウス」に関するインターネット調査を実施、結果を公表した。

同調査は、7月1日~5日に実施、1万978件の回答を得た。

スマートハウスの認知率は約6割に

スマートハウスの認知率は約6割に

スマートハウスについて「内容まで詳しく知っている」が4.0%、「聞いたことがある程度」が56.2%で、これらを合わせた認知率は60.2%。認知率は、男性の方がやや高くなっている。また、男性40代以上、女性は年代が上がるほど高い傾向となった。

スマートハウスに関心がある人は、全体の約4分の1

スマートハウスに関心がある人は25.9%と、全体の約4分の1となった。関心がない人は4割強で、女性10・20代が他の層より多くなっている。内容まで詳しく知っている人のうち、関心があるのは7割弱だった。

スマートハウスに関心がある人は25.9%

スマートハウスの購入意向がある人は20.1%、購入意向がない人は34.3%となった。内容まで詳しく知っている人のうち、購入意向がある人は5割強、知らない人では1割となっている。

電力自由化の認知率は、7割強に

電力自由化について「内容まで詳しく知っている」は9.5%、「聞いたことがある程度」が65.1%で、これらを合わせた認知率は7割強となった。認知率は、男性や高年代層で高い傾向。また、スマートハウス認知者では9割以上、非認知者では5割強となっている。

電力自由化について「内容まで詳しく知っている」は9.5%

電力が自由化されたら、「とにかく料金が安い会社を利用したい」が3割弱

電力が自由化されたら、「とにかく料金が安い会社を利用したい」が27.8%、「電気が安定的に供給されるのであれば、電気料金は関係ない」が24.4%となった。電力自由化について内容までよく知っている層では、「電気料金が高くても、自然エネルギーによって作られた電気を供給する会社を利用したい」が他の層より多くなっている。スマートハウス関連機器所有層では、「自宅で発電した電力を買い取ってくれる会社を利用したい」が多い結果となった。

電力自由化、「とにかく料金が安い会社を利用したい」が27.8%

その他、回答者のコメントとして、スマートハウスのイメージは「イニシャルコストが高い」(女性37歳)、「オール電化で太陽光も既に設置しているので、売電価格が下がれば(約7年後)検討したい」(男性55歳)、「概念はわかるが、各企業の考え方の違いのためか、統一的な基準がなく、比較しにくい」(男性55歳)、「ボタン一つで生活がかわる。エコな生活がおくれるが、電気頼みなところがあるので、停電したらどうなるかわからない」(男性24歳)などの声が寄せられた。