富士通マーケティングは7月31日、サイネージを「やさしく変える」のコンセプトの下、デジタルサイネージコンテンツの制作・運用ソフトウェア「ChaMEO(シャミオ)」を8月より提供開始し、デジタルサイネージビジネスの強化を図ると発表した。

「ChaMEO」簡単コンテンツ更新イメージ

同社のデジタルサイネージソリューションは、顧客側でのサイネージシステムの簡単運用と利用者側で必要とされるタイムリーなコンテンツ発信の実現を目的とし、同製品は、「簡単編集」「簡単登録」に加え、「簡単タッチ検索」機能により、だれでも簡単にタッチディスプレイ用コンテンツの作成・更新・登録が行える。

「簡単編集」機能では、ボタンの設定、複製が自在に行え、画面に従って制作を進めていくだけの操作で、特別なプログラミングの知識がなくてもタッチコンテンツを制作できる。

「簡単登録」機能では、サイネージコンテンツ管理PCの指定フォルダに新しいコンテンツを入れるだけで、コンテンツの更新やクラウドでの運用が行える。

「簡単タッチ検索」機能では、タッチ式パネルの履歴のログデータ分析によって効果を測定でき、利用者のニーズにこたえる双方向のコミュニケーションを実現できる。

「ChaMEO」施設予約連携イメージ

他システムとの連携機能により、既存システムとの情報連携やさまざまな業種・業務ソリューションと連携したシステムを構築できる。例えば、CSVやEXCELファイルをサイネージソフト側で加工して必要なデータのソート・検索・表示が可能であるほか、既存システムの情報やデータのタイムリーな活用・表示によってスムーズな情報提供を実現する。

さらには、コンテンツ配信会社との連携により、ニュース、天気予報、災害・防災情報、鉄道運行状況、電力使用量、占いなどの配信や、利用者が必要とされる最適な情報発信ができる。

提供価格は、30万円から(税別)。今後3年間で50億円の販売を目標としている。