Google Chrome runs web pages and applications with lightning speed.

Google Chromeチームは7月30日(米国時間)、「Chrome Releases: Announcing the Chrome 64-bit Beta Channel for Windows!」において、Windows 7およびWindows 8ユーザ向けにChrome 64ビット版のベータの提供を開始したと伝えた。Google Chrome BetaのページにWindows 7またはWindows 8でアクセスすると自動的に64ビット版がダウンロード候補として表示される。WindowsのほかのバージョンやWindows以外のオペレーティングシステムからアクセスすると従来の32ビット版が候補として表示される。

Windows 7またはWindows 8でベータチャンネルのダウンロードページを開くと自動的に64ビット版が提供される

Windows 7で動作する64ビット版のChrome

Googleはこれまで32ビット版のChromeを提供してきた。このため、64ビット対応のオペレーティングシステムでは性能や安定性の面で機能を発揮しきれていないところがあった。今回64ビット版の提供がはじまったことで、性能や安定性、セキュリティ面での向上も期待されている。ベータチャンネルでの提供がはじまったことから、数ヶ月後には安定版としてWindows 7またはWindows 8ユーザが利用する状況になるものとみられる。