富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ(富士通SSL)は7月30日、商品企画などで用いられるアイデア発想法の1つである「焦点発想法」の支援ツールを開発し、成城大学 経済学部 神田範明教授のWebサイト上に公開したことを発表した。

「焦点発想法」とは、企画対象の商品とはまったく異なる分野の対象に焦点を当て、その特性や要素をヒントにして連想的に新しいアイデアを発想する手法。

発想のために焦点を当てる対象を決め、その対象の特性や要素をリストアップした後、その特性や要素をもとに中間アイデアを引き出し、最後に、中間アイデアから企画対象の商品に結び付くアイデアを創出する。

通常、この3段階の作業を全て行う必要があるが、同ツールは、発想のために焦点を当てる対象を選択するだけで、焦点を当てた対象の特性や要素、中間アイデアを自動でサンプル表示するため、最終段階であるアイデアを短時間のうちに大量に発想することができる。

「焦点発想法」支援ツールのイメージ図

同ツールはWebブラウザ上で誰でも利用することができ、作業結果をサーバへ保存できるだけでなく、CSVファイルとしてもダウンロードすることができる。

同社は同ツールを拡充し、年内発売予定の共創支援&学習支援ツール群「Webコア Innovation Suite」に組み込み、提供する予定。

同社は新商品創出を強化するため、神田教授が考案した商品企画手法「Neo P7」(新・商品企画七つ道具)を活用し、産学連携による共同研究を行っており、より多くの企業で「Neo P7」を効果的に活用してもらえるよう、神田教授と共同で「Neo P7」のICT化に取り組んでいる。

「Neo P7」の全体像