奈良県奈良市の奈良公園などで、園内をろうそくの灯籠で彩る「なら燈花祭」が開催される。開催日時は8月5日~14日、19時~21時45分まで。なお、東大寺鏡池周辺は13日~14日、春日大社参道は14日のみとなる。

会場の様子

各所を彩る約2万のろうそく

竹を使った灯篭も

同イベントでは奈良公園一帯の会場で、約2万本のろうそくを使った灯篭がともされる。地上の天の川を思わせる約4,000個が飾られる「浮雲園地」や、竹のオブジェの間にろうそくのあかりをちりばめた「浅茅ヶ原」などのスポットが登場。鷺池に浮かぶ「浮見堂」、池の周囲に灯篭が配置される「猿沢池」のほか、荘厳で神秘的な雰囲気を演出する「興福寺」や「東大寺」、「春日大社」、「五十二段」など、各所にあかりを用いた仕掛けがされる。

また、5日の19時30分~19時50分と、20時30分~20時50分の2回にわたり、新公会堂前・池の前特設ステージでバイオリン演奏を実施する「なら燈花会ほのあかりライブ」も開催。そのほか、京都アニメーション製作の作品「境界の彼方」とのタイアップ企画「燈花会の彼方」では、等身大キャラクターパネル展示や、会場案内と「境界の彼方」登場シーンを辿るコラボレーションマップの無料配布、クリアポスター、竹うちわなどのグッズが販売される。