セイコーインスツル(SII)は7月29日、動作温度125℃を実現した車載用ウォッチドッグタイマリセット内蔵のLDOボルテージレギュレータ「S-19500/19501」シリーズを発表した。

近年、自動車に搭載される電気・電子機器の増加に伴い、それらの機器の故障を検出し、安全を確保できる機能安全を強化するために、マイコンの動作を外部から監視することが求められている。しかし、マイコン監視のための回路を単機能ICで組んだ場合、回路設計の複雑化、部品点数の増加という課題があった。同製品は、ステムへの電源供給(LDOレギュレータ)、電源電圧の監視(リセットIC)、誤動作の監視(ウォッチドッグタイマ)を1チップ化した電源用ICで、省スペース化、部品点数削減とともに、回路設計の容易化を実現し、これらの課題を解決している。

さらに、ウォッチドッグタイマの強制ON/OFFが可能なWEN端子とウォッチドッグタイマをON/OFFする電流値が設定可能なWADJ端子を備えており、制御を容易にすることで、ソフトウェアの簡素化にも貢献する。加えて、独自のレーザトリミング技術で、レギュレータ部の出力電圧精度±2.0%(Tj=-40℃~150℃)、リセットIC部の検出電圧精度±100mV(Tj=-40℃~150℃)を実現している。

なお、パッケージは、5.02mm×6.0mm×1.68mmサイズの8ピンHSOP-8A。サンプル価格は200円。すでに受注を開始している。

動作温度125℃を実現した車載用ウォッチドッグタイマリセット内蔵のLDOボルテージレギュレータ「S-19500/19501」シリーズ