『ダンサー・イン・ザ・ダーク』のラース・フォン・トリアー監督最新作で、自らを色情症と認める女性の半生を描いた問題作『ニンフォマニアック Vol.1/Vol.2』(10月11日/11月1日公開)の過激すぎる予告編が30日、公開された。

本作は、ニンフォマニアック(色情症)と自認する女性ジョーがたどってきた人生を、けがを負って倒れているところを介抱してくれた年配男セリグマンに独白する形で進む物語。幼い頃から"性"に強い関心を抱き、数えきれないほどのセックスを経験してきた女性の驚くべき人生を描く。物語は2部構成で、vol.1では、若かりし頃のジョーが奔放に性を謳歌し、vol.2では、ジョーが苦悩しながらも真の愛を探求する、全8章からなる。

主人公ジョーを演じるのは、トリアー監督作『アンチクライスト』『メランコリア』にも出演したシャルロット・ゲンズブール。『Vol.1』で少女時代のジョーを演じるステイシー・マーティンと共に、むき出しの姿で挑む。そして、紳士セリグマン役を『ドラゴン・タトゥーの女』『アベンジャーズ』などのステラン・スカルスガルドが演じ、ジョーのロスト・ヴァージンの相手となるジェローム役を『トランスフォーマー』のシャイア・ラブーフが演じる。そのほか、クリスチャン・スレイター、ユマ・サーマン、ウィレム・デフォー、ジャン=マルク・バール、ウド・キアらも出演する。

公開された予告編は、ソフト版とハード版の2種。ソフト版は、劇場などでも上映できるように作品の良さは極力そのままに過激な性表現を抑えた内容で、ハード版は、R18+の本編の魅力が存分に伝わる過激な描写も盛り込んだ内容となっている。ハード版は劇場掲出不可で、公式HPにて、注意文と共にアップされる。

(C)2013 ZENTROPA ENTERTAINMENTS31 APS, ZENTROPA INTERNATIONAL KÖLN, SLOT MACHINE, ZENTROPA INTERNATIONAL FRANCE, CAVIAR, ZENBELGIE, ARTE FRANCE CINÉMA