なんばオリエンタルホテルはこのほど、関西大学大阪都市遺産研究センターとの共催で、写真展「牧村史陽の写真でめぐるミナミ~道頓堀・千日前の風景~」を開催している。

戎橋南詰(えびすばしみなみづめ)から東を見る 昭和42年5月

"高度経済成長に流れゆく大阪の街並み"の写真展

牧村氏は、大阪の郷土史家。「大阪ことば辞典」(講談社、昭和54年)の著者として知られている。大阪の都市景観の変遷について調査・研究を行う同センターが所蔵する「牧村史陽旧蔵写真」には、昭和30年代から40年代にかけての大阪の姿が多く記録されている。

千日前の竹林寺(現在はボウリング場) 昭和44年4月

開催は、9月9日まで。時間は7時から24時。会場は、同ホテル3階の「五感ギャラリー」と、1階から3階の各スペース(大阪府大阪市中央区千日前2-8-17)。入場は無料。