キヤノンは7月29日、コンパクトデジタルカメラ「IXY 130」を発表した。発売は8月7日で、価格はオープン。キヤノンオンラインショップでの直販価格は11,800円(税別)となっている。

「IXY 130」

スタイリッシュな薄型カメラ「IXY」シリーズの新モデルで、2014年2月に発表された「IXY 120」の後継機。薄さ(奥行き)が22.1mmのスリム・コンパクトなボディながら光学8倍ズームを搭載する。「プログレッシブファインズーム」を使用すれば、最大で約16倍相当まで解像感を保ったままデジタルズームを行うことが可能だ。手ブレ対策としては、マクロ撮影、流し撮り、三脚使用など撮影状況に応じて最適な補正効果が得られるレンズシフト式手ブレ補正「マルチシーンIS」を搭載する。

そのほか、画像処理エンジンに「DIGIC4+」、32種類の撮影シーンを判別して最適な設定を自動で行う「こだわりオート」、操作に困ったときにガイドを表示してくれるヘルプボタンなどを搭載する。こだわりオートとマルチシーンISの組み合わせにより、最大で78種類の撮影パターンを自動判別し、最適な設定を行う。

主な仕様は撮像素子が有効約1,600万画素の1/2.3型CCDで、レンズが焦点距離28~224mm(35mmフィルム換算時)の光学8倍ズーム、開放F値がF3.2~F6.9、対応感度がISO100~ISO1600となっている。

背面のモニターは約23万ドット・2.7型の液晶方式で、動画の記録形式がMOV(MPEG-4 AVC/H.264)、動画の記録画素数は最大1,280×720ドット/25fps、利用可能な記録メディアはSD/SDHC/SDXCメモリーカードとなっている。バッテリーはリチウムイオン充電池。

サイズはW95.2×D22.1×H54.3mm、質量は約130g(バッテリーとメモリーカードを含む)だ。