木村拓哉主演のフジテレビ系ドラマ『HERO』(毎週月曜21:00~)が今晩、15分拡大放送で第3話を迎える。

ドラマ『HERO』でヒロインを務める北川景子

ある日、城西署で取り調べ中の被疑者・佐伯亘(山崎画大)が留置場で亡くなる。立ち会った医師は、心筋梗塞と判断。検事・久利生公平(木村拓哉)と担当事務官・麻木千佳(北川景子)は、佐伯の死に事件性はないと判断し、城西署を後にする。翌日の城西支部で、「もう少しで起訴できた」と悔しがる検事・田村雅史(杉本哲太)。すると彼のもとに1本の電話が入る。殺害された被害者"長谷川洋介"を名乗る人物だった。

電話を受けていた千佳が確認すると、相手は洋介の父・長谷川誠一(前田吟)と判明。誠一は裁判がいつはじまるのかを知りたがっていたが、電話を替わった田村の担当事務官・遠藤賢司(八嶋智人)が被疑者死亡で起訴されないことを伝えると誠一は絶句する。この日から誠一が城西支部に何度も訪れ、電話をかけてくるようになる。担当検事に会わせてほしいと訴える誠一。しかし、田村は相手にしようとせず遠藤に応対を押しつけてしまう。

オフィシャルサイトで公開されている予告動画では、誠一が「どうして佐伯は不起訴なんだよ!」「息子はあいつに殺されたんだ!」と遠藤に詰め寄り、「なんで俺が謝らなきゃならないんだ」という田村に、吉田羊演じる検事・馬場礼子が「被害者遺族に恨まれるなんて検事失格!」と叱責する。そんな中、久利生が誠一と向き合って話してみることに。最後は久利生のセリフ「心から心配してくれる人たちがたくさんいるんですよ。そのことだけは絶対に忘れちゃだめなんですよ」で終わる。

『HERO』は東京地検城西支部を舞台に、木村演じる検事・久利生公平とそこに所属するメンバーの群像劇を描いたシリーズの第2弾。2001年以来、13年ぶりに復活した。第1話では前作の城西支部から特捜部に異動した江上達夫検事(勝村政信)が登場。8月4日放送の第4話でも中村美鈴検事役の大塚寧々の出演が決定するなど、前作のレギュラー陣も続々と登場している。