Google AdWordsの日本語版公式ブログ「Google Inside AdWords」において、7月25日、2014年上半期のYouTube動画広告のトレンドをまとめた記事を公開した。

記事では、国内におけるYouTube動画広告のトレンドとして、5つのポイントと事例が紹介されている。

1つめのポイントは「長尺版テレビCMの有効活用」。日清食品のカップヌードルのCM「SAMURAI IN BRAZIL」のように、YouTubeに長尺版のテレビCMを掲載する企業が増えているという。

2つめのポイントは「ストーリー性を重視したMade For Webコンテンツ」。Made For Webとは、Webやモバイルアプリなどのデジタルプラットフォームでの展開に特化した動画広告のことで、事例としてNTTドコモの「全員歩きスマホin渋谷スクランブル交差点」などが挙げられている。

3つめのポイントは「人気YouTubeクリエイターとのコラボレーション」で、エーザイのエナジードリンク「Joma」のCM「【Jomaダンス】みんなで覚えよう! 瀬戸弘司の分身ダンス! / Joma ダンスコンテスト」などがこれにあてはまる。

4つめのポイントは「著名人や人気キャラクターが出演するMade For Webコンテンツ」。朝日新聞の「Web限定ドキュメンタリー 『Aloha nui loa』- 山田優」などが代表例として紹介されている。

5つめのポイントは「タイムリーで話題性のあるイベントの活用」。2014 FIFAワールドカップにあわせて公開されたアディダスジャパンの「House Match ft. Beckham, Zidane, Bale and Lucas Moura: all in or nothing - adidas Football」などがこれにあてはまる。